エステティシャン/セラピストのお給料事情!歩合制とは?固定制とどっちが稼げる?
エステのお仕事はお給料が高く、スキル次第では正社員でなくとも稼げるメリットがあります。
お給料形態は『固定制』と『歩合制』がありますが、歩合制がどんなシステムかよく分からない方もいるのではないでしょうか?
営業職などでよく使われる言葉ですが、実際のシステムを詳しく理解できている方は少ない傾向です。そして、実際『固定制』と『歩合制』のどちらが稼げるのか気になる方もいますので、そのあたりを詳しく解説していきます。
セラピストとは?
セラピストのお仕事は身体を解しリラックス効果を与えるお仕事です。よく似ているエステティシャンは、サロンなどで美容施術でより効果を与えていくお仕事になります。
どちらも近年人気になってきているお仕事で、アルバイト感覚で始められるものでもあります。お店によっては資格を必要としないお仕事や、働きながら資格を取得できるので女性に人気です。
- セラピストに転職!資格は必要?向いているのはどんな人?
- エステや整体など、社会人になった今からでもセラピストになろうと考える人は多いですよね。セラピストの業務は実はたくさんあって、どのお仕事が自分に向いているかは人柄などでも変わってきます。
働き方
エステは正社員として働く女性が多いのですが、実は雇用形態はそれだけではありません。
- 正社員
- アルバイト/パート
- 業務委託
アルバイト、パートではセラピストの補佐や事務仕事、雑務などが多くなります。セラピストを募集しているエステは業務委託が多く、雇用関係のないお店からお仕事を委託されます。
人それぞれに合った自由な働き方ができるのも、エステの特徴ですね。
業務委託や副業の場合は確定申告を忘れずに!
余談ですが雇用関係を結ばない業務委託や副業の場合、年収50万円を超えると自身で確定申告をする必要があります。
エステのお仕事を継続的に行っていると、年収50万円を超えるのは当たり前ですので、忘れずに行うことが大切です。
セラピストの年収と平均給与
セラピストの年収は平均370万円です。月給24万円~31万円になります。これは固定給ですね。
アルバイト/パートの場合は、時給1,000円~のお店が多い傾向です。
歩合給の場合は能力次第になるので、平均よりも低かったり高かったりします。やり方次第では、月給50万円も狙えるのが歩合給の良さでしょう。
高収入を稼ぐならメンズエステ!
近頃需要が高まっているメンズエステなら、一般エステよりも圧倒的に高収入!お客様単価が高いうえに、バック率50%~80%以上のお店が多いため、稼ぎたい分だけ稼げてしまいます。
- メンズエステのお給料形態(基本料金1人当たり《60分10,000円》の場合)
- 基本報酬:売上の60%で計算
10,000ー60%=6,000円
6,000円×4人=24,000円/日
24,000円×20日=480,000/月
指名料やオプション料がついたり、バック率が昇給したりすれば、月収80万円以上稼ぐことも可能です。
さらに【完全自由出勤制】を採用しているため、月1回~週5日以上まで働きかたは様々!自分のライフスタイルに合わせて稼げるところが、メンズエステ最大のメリットです!
次の項目では『歩合』と『固定』について詳しく解説していきます。
歩合制と固定制の違い
セラピストやエステティシャンは、完全歩合制(完全出来高制)と完全固定制、さらに一部歩合制などの給料形態があります。
営業職と似たような感じですね。一部歩合は、固定給に上乗せする形で支給されます。成果ボーナスのようなイメージです。
固定給では【毎月〇〇円】と決まっていますが、歩合給はパーセンテージでお給料が決まります。平均40%~60%、深夜サロンや高級サロンになると60%~80%程度です。
お店によっては、《60分3,000円~》などと表記されていることもあります。
- 歩合制の例(基本料金1人当たり《60分5,000円》の場合)
- 基本報酬:売上の50%で計算
- 5,000円ー50%=2,500円
- 2,500円×4人=10,000円/日
- 10,000円×20日=200,000円/月
セラピストの場合、多くが完全歩合制です。スキルを上げれば上げるほど固定制よりも稼げるでしょう。
そのほか、美容院などにもある【指名】や【追加オプション】というものが付けば、+αでお給料に反映されることがあります。
歩合制のメリット
- 1スキルが高くなるほど稼ぎやすい
- 歩合制の場合、セラピストとしての技術を磨き続けることで固定制よりもお給料が上がりやすくなります。お店からの評価もありますが、基本はお客様からの評価で売り上げが変わるので、独自でお客様が増えていく分かなり稼げます。
- 2やる気が出やすい
- 基本サービスはお店から指導されますが、後の指名などはご自身の裁量で変わります。型にはまったものよりも、独自で切り開いて成長する方がやる気も出るものです。最終的に独立してエステを開業する女性もいます。
歩合制は多くの場合、セラピストを雇用せず【業務委託】という形になります。未経験でも採用しているサロンはいくつかあるので、挑戦したい方にも向いているでしょう。
歩合制のデメリット
- 1セラピストで差が付きやすい
- エステには公開されるランキングなどもあります。それによりお客様の付く数も変わってくるのですが、これによりセラピスト同士で差が出てしまうのがデメリットになります。固定給程度で稼ぐセラピスト、それ以上に収入を得ているセラピストで分かれるというわけです。
差が出て稼げないのを防ぐために、【時給制】や【最低保証】を付けているエステ店もあります。
最低でも1日5,000円~10,000円保証してくれるお店が多い傾向です。
当求人サイトでは保証付きのエステサロンを掲載しているので、セラピストの仕事を探している方はチェックしてみてください。
固定制のメリット
- 1安定して働きやすい
- 固定給は毎月決まった額のお給料が支給されるため、未経験の方でも精神面で安心感があります。月収は低くても、固定であれば安定するというのがメリットです。
- 2雇用保険がある
- 固定給の場合、正社員で雇われるので社会保険などに加入できます。歩合の場合は、国民健康保険に加入する手続きなどが面倒になるでしょう。引かれる額も多少変わるので、会社の保険に入ることでのメリットも多くあります。
このご時世ですので、一定の雇用が守られる会社を探しますよね。そういった意味では安心できますが、営業短縮などもあります。
これを考えると歩合制はお客様が付く限りは働けるので、その時の状況で良い悪いが異なるでしょう。
固定制のデメリット
- 1昇給・昇格の頻度が低い
- いくら指名をもらおうと、自分の中で成長しようと、固定制の場合評価は会社に委ねられます。そんなときに「歩合制だともっと稼げている」と感じるセラピストも多い傾向です。どれだけ施術しても、お給料が変わらないという面ではデメリットになります。
歩合制とは反対に、やる気や向上心が湧かなくなって早々に転職してしまうとうケースもあります。固定制を取る場合は待遇の良い、上手くやれば収入の上がりやすいエステサロンに行くことがポイントです。
どっちが稼げる?
昇給するポイント!
昇給のポイントは固定制でも歩合制でも変わりません。1つは【テクニックや会話スキルを磨き続ける】、もう1つは【エステに必要な資格を取る】ことです。
最終的にエステサロンの経営まで行くとより収入も多くなりますし、自分の好きなサロン形態に仕上げることもできますよね。そのためには、セラピストとしてのスキルを学んだりお客様とのコミュニケーション能力を高めていくことがポイントです。
セラピストには様々な資格もあるので、専門学校で勉強して国家資格を取ったり、エステサロンで働きながら民間資格を取得するのも良いでしょう。
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エステは資格が必要な場合と、資格なしの未経験でもお仕事できる場合があります。高収入バイトのメンズエステを掲載している当サイトでは、多くのお店が未経験の女性を採用しています。
これからセラピストデビューしたい方は、以下から求人サイトをチェックしてみてくださいね。
まとめ
歩合制と固定制とは何か、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきました。人それぞれの働き方や、どうやって収入を得ていきたいかでも【歩合制と固定制の稼ぎやすさ】は変わっていきます。
歩合制は、
- 売上の40%~60%で支給される
- 自分の能力で収入が高くなる
- 業務委託契約が多い
- セラピストで差が生まれる
- 時給制や最低保証の付くお店も多い
固定制は、
- 毎月安定した収入がある
- 正社員登用が多い
- やる気が出ないこともある
- 社会保険に入れる
以上を参考に、セラピストとしての働き方を考えてみてくださいね。
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