マッサージ・リラクゼーション全種類徹底解説!サロン選び・お仕事探しのヒントに!

マッサージ・リラクゼーション全種類徹底解説

マッサージ・リラクゼーションをメインとしているエステ店は全国にたくさんあり、またその種類も豊富です。今この記事を読んでいるということは、サロン選び、お仕事選びに迷っているのではないでしょうか?

  • 自分に合ったサロンを探したい
  • 新しい仕事を探したい

今回は2つの視点から疑問が解決できるように『マッサージ・リラクゼーション』の全種類を徹底解説していきます。サロン選び、お仕事探しのヒントにしてくださいね。

マッサージ・リラクゼーションの種類は豊富

疲労回復、健康促進を施すマッサージ・リラクゼーション。手や機械を使って体の外側から内側へとアプローチしていきます。運動後の筋肉の緊張を和らげるために、エステサロンへ通われる方もいらっしゃるでしょう。

心身の不調を癒すのにマッサージ・リラクゼーションサロンは大変便利です。中には、こういった誰かの役に立ちたいという思いから、エステティシャン・セラピストを目指す方も多くいらっしゃいますよね。

リンパマッサージ

よく「リンパを流すとむくみが解消される」と聞きますよね。リンパを流すというのは、正しくは【リンパ管の中にあるリンパ液を流す】ということで、脂肪や糖質、老廃物などを外側へと運びます。

『リンパマッサージ』はリンパの流れに沿ってマッサージを行い、美肌・小顔・美脚になるように改善する効果があります。リンパの流れが良くなると体温も上がります。体温が上がれば代謝も良くなるので、結果的にダイエットも期待できるというわけですね。

最近はリンパトリートメントという、体を綺麗に整えるための専用トリートメントで行うマッサージメニューが女性に人気です。

リンパドレナージュとの違い

リンパマッサージのほかに、『リンパドレナージュ』というものもありますが、内容は少し異なります。リンパドレナージュはリンパ液の流れを妨げているものを除去する施術方法です。日本ではリラクゼーションマッサージとして一括りになっていますが、発祥地フランス(のちにアメリカなど欧米へ拡大)では医療として確立されています。

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「ドレナージュ」という言葉は日本人に馴染みがないので、医療行為も考慮しながら派生し「マッサージ」という言葉に置き換わったそうです♪

アロマオイルマッサージ

リラクゼーションの定番【アロマオイルを用いたマッサージ】です。アロマオイルというと、安眠効果や体をリラックスするために使われますよね。リラクゼーションサロンでも、リラックスしながらハンドマッサージで凝り固まった体をほぐしていきます。

アロマオイルマッサージもリンパの流れを良くするための施術になるので、リンパマッサージと変わりはありません。《アロマオイル×リンパマッサージ》が多くのリラクゼーションメニューに取り入れられています。

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タイ古式マッサージ

2,500年前(縄文時代あたり)に技術として確立した『タイ古式マッサージ』。2019年にはユネスコから認定され【無形文化遺産】にも登録されています。

タイ古式マッサージは、頭部から足先まで重点的にマッサージを行います。マッサージというと指圧がほとんどですが、タイ古式マッサージではセラピストが腕や肘、体全体を使って筋肉を刺激していきます。

筋肉を緩めると、血流が良くなり自律神経が整います。そうすることで、免疫力や自然治癒力が高まり疲れが溜まりにくい体に変わっていくというわけです。これがタイ古式マッサージの魅力です。

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セラピストも利用者と行うので『2人でするヨガ』とも言われていますよ!

バリ式トリートメント

インドネシア・バリ島の伝統的なトリートメントでの施術方法です。バリニーズエステの一つで、インドネシア原産のココナッツやジャスミン、そのほか花のエッセンスオイルを使って、ゆっくり圧力をかけながらリンパの流れを促進します。

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17世紀に女性王族の美と健康を保つために行われていました

人気のメニューは「ルルール(ボディスクラブ)」といわれる角質除去のハンドピーリング、「クリームバス」といわれる頭皮から首にかけてのハンドトリートメントです。

とくにトリートメントは、《人の体には神の魂が宿っている》というバリに古くから言い伝えられていることに基づき、手に宿る《気》のエネルギーでハンドヒーリング効果を与えているそうです。本場では神聖な気を持つ【ヒーラー】と呼ばれる方が施術を行うこともあります。

日本でもバリ島のような内装にこだわっているお店が多く、セラピストも利用者も南国リラクゼーションの雰囲気を味わえて楽しいのではないでしょうか。

韓国式トリートメント

美容大国として日本で急激に広がりを見せている韓国。日本では垢すりやよもぎ蒸しなどが人気ですが、実はそちらが『韓国式トリートメント』になります。ほかに、麻布をかぶって入る韓国の伝統的なサウナ《ハンジュンマク》なども韓国式トリートメントの一種です。

近年日本のエステサロンでも韓国式トリートメントを採用しているところが増え、気軽に施術が受けられるようになりました。美肌改善やリンパの促進効果が期待できるだけでなく、心身のリラクゼーションにも効果的です。

整体

中国式や日本式の施術方法を総称して『整体』と呼ばれます。もとは”柔道整復”とも呼ばれており、柔術を用いてケガの処置を行うものでした。現在は様々な医学療法を用いて、整体という形になったとされています。

自然治癒力を向上させることで腰痛や関節痛、骨盤のゆがみを緩和できるため、リラクゼーションサロンではなく整体に行く方も多い傾向です。

整体の施術方法に決まったものはなく、企業ごとに施術方法も異なります。整体師が違えばやり方も違うので、整体でも合う合わないが多く、見極めが必要になってくるでしょう。サロン選びでも、お仕事選びでも、どのような施術が自分に合っているのか考えることが大切です。

整骨との違い

整骨院は整体に近い施術を行っていることも多いのですが、脱臼や骨折などのケガを回復させることがメインとなります。ただ、整体でも足や腰の捻挫を和らげる施術が行われるので、よく混同されてしまいます。

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骨にアプローチするのが「整骨」、筋肉など全身にアプローチするのが「整体」と覚えておきましょう♪

カイロプラクティック

『カイロプラクティック』の発祥地はアメリカ。日本では整体と同様に扱われてしまうことも多いのですが、骨格や神経系、内臓の不調に着目した施術です。アメリカや世界各国に広まっていますが、主に医療技術として取り入れられています。

カイロプラクティックは関節痛や腰痛、女性特有の生理痛の症状にも効果的です。専用器具を使う場合もありますが、ほとんどが手の施術になります。

整体と異なる点は、最終の着地点です。どちらも自然治癒力を向上させるものですが、整体はゆがみを治して筋肉をほぐす、カイロプラクティックは《神経系の働きを元に戻す》ことが目的となっています。

先進国では医療技術として用いられているため施術に国家資格を取得する必要がありますが、日本では国家資格不要で開業・施術可能です。

ヘッドスパ

頭皮の施術で、顔の筋肉をほぐしたり、髪のケアを行う『ヘッドスパ』。美容院でも取り入れられている施術のため、利用される方も多いのではないでしょうか。

ヘッドスパは脳や目、首や肩の疲労を緩和する効果、リフトアップ効果があるため、こちらも女性に人気の施術方法です。

美容院かリラクゼーションサロンのメニューになりますが、以下数種類のヘッドマッサージがあります。

  • 炭酸ヘッドスパ
  • マイクロバブルヘッドスパ
  • 超音波ヘッドスパ
  • スカルプヘッドスパ
  • ホットストーンスパ
  • アロマヘッドスパ
  • オイルヘッドスパ
  • アーユルヴェーダ
  • バキュームシステム
  • クリームバス

施術内容はそれぞれ異なりますので、ある程度の知識が必要です。

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フェイシャル(小顔フェイシャル)

肌トラブルの徹底ケアを行う『フェイシャルマッサージ』。

  • ニキビ
  • たるみ
  • むくみ
  • 毛穴
  • リフトアップ
  • 美白

など、あらゆる面で肌改善が期待できるため、多くの女性が施術を受けています。脱毛サロンやエステサロンにメニューがあり、別の施術を受けるついでにフェイシャルを行うことが多い傾向です。

ホームケアでするようなパックや美容機器が使われますが、セラピストにお願いする方がより効果を実感できるということで、芸能人をはじめたくさんの女性が通われます。

鍼灸

針をツボに刺したり、お灸を体において刺激するなど、熱かったり痛いイメージのある鍼灸。実は2,000年前から東洋医学の一つとして行われていて、WHOにも認められている歴史ある施術方法となっています。漢方と同様に中国や日本を中心に広まりました。

鍼灸は内側から体温を上げて、体全体の不調を緩和していきます。鍼灸の施術は、最終目的が同じでも鍼と灸で数種類の施術方法があります。

鍼の施術

鍼は針を直接ツボに刺して、自然治癒力を高める施術です。以下3つの治療方法があります。

【単刺し】...一度針を刺してすぐに抜く
【パルス鍼】...刺した針に低周波の電流を流す
【置鍼】...針を刺した状態で数十分時間を置く

<鍼の太さについて>

0.05~0.15㎜    日本人の髪の毛の太さ
0.12~0.25㎜    鍼灸治療での鍼の太さ
0.40~0.90㎜    注射針の太さ

鍼灸治療では0.12~0.25㎜の太さの鍼を使う事が多く、細い鍼だと髪の毛と同じくらいの太さなので身体の場所によっては刺されていると気づかない方も中にはいます。

引用:神戸東洋医療学院 付属治療院「鍼についての豆知識」

針はこのように細いものを使用するので皮膚に刺してもほとんど痛みはありませんが、施術者の技量も多少問われる繊細なお仕事です。

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夜泣き・夜尿症に効果的な、赤ちゃんが受けられる優しい施術を行っているところもあります!

灸の施術

灸は艾(もぐさ)と呼ばれる、ヨモギの葉から作られた綿状のものを燃焼させてツボを刺激します。施術方法は以下の2つです。

【直接灸】...艾(もぐさ)を直接皮膚に乗せて体を温める
【間接灸】...艾と皮膚の間にショウガなどを挟み間接的に体を温める

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最近では鍼の先に艾(もぐさ)を取り付けて行う新しい施術方法も増えています!

美容鍼

鍼と同じ施術ですが顔を中心に行う『美容鍼』は、1つの美容方法としてアメリカから世界に広まりました。

皮下組織を直接刺激し、細胞を活性化させてコラーゲン生成を促進するため、即効性が高いことや効果の持続力があることでも有名です。

フェイシャルと同様にむくみやたるみ、肌のハリに効果が期待できますが、最も効果的なのはリフトアップといわれています。さらに、要所要所に鍼灸で使われる針よりも細いものを指して自然治癒力で改善していくため、フェイシャルよりも肌負担が少ないというメリットもあります。

ゲルマニウム温浴

『ゲルマニウム温浴』は、短時間で汗を出す効果があるため、有酸素運動よりも効果的に脂肪燃焼ができるということで広まりました。足や手をお湯につけるだけなので、服を着たままできることでも人気です。

ゲルマニウムとは元素のひとつで、ゲルマニウム温浴はこれを含む化合物を溶かした40℃程度のお湯を用いて行います。新陳代謝を促進し老廃物などを汗と一緒に流せるので、普段から運動をしない方やダイエットが苦手な方におすすめできるでしょう。

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温泉、スパ、岩盤浴で取り入れられています

按摩(あんま)

『按摩(あんま)』は、東洋医学に基づいて中国で生まれました。按摩を行うセラピストは国家資格を持っているため、無資格で行うマッサージよりもレベルの高い施術が期待できるでしょう。

血液やリンパ液に働きかけ新陳代謝を促進することで、肩こり、倦怠感、めまい、耳鳴り、神経痛、リウマチ、冷え、食欲不振など、あらゆる体の不調を回復します。

按摩は他マッサージと違い《揉む》ことに特化していて、施術に道具は使いません。道具を使わないということは繊細な手腕が不可欠のため、【あん摩マッサージ指圧師】を目指している方は人体についての専門知識をたくさん学ぶ必要があります。

リフレクソロジー

『リフレクソロジー』という、反射区を刺激して老廃物の排出をする施術。中でも反射区の多い足裏施術は、後ほど紹介する【英国式】や【台湾式】のリフレクソロジーが人気を高めています。

ちなみにリフレクソロジーは、紀元前2,500年頃のエジプトの壁画にあると言われていたり、中国だと言われていたり、世界各国で歴史が発見されているためその詳細な起源は不明です。しかし共通しているのは、どの国でも普段通りの生活の中から研究し発展しているということ。

例えばアメリカで最初にリフレクソロジーの研究をはじめた《ウィリアム・フィッツジェラルド》は、以下の観点に着目したそうです。

医師であったウィリアム・ヘンリー・ホープ・フィッツジェラルド博士は、手術中の患者の奇妙な動作から、手足を何かに押し付けることによって痛みが軽減するのではないかということに気づきました。
この当時はまだ、現在のように麻酔技術が発達しておらず、患者の感じる痛みの緩和は医師にとって大きな課題のひとつでした。
その後、フィッツジェラルド博士は医学的な見地から研究を進め、痛みを緩和するために足の裏を刺激することが役立つという事実を発見しました。

引用:Reflexology+「リフレクソロジーの歴史」

英国式(西洋式)

日本で広まっているのは、こちらの『英国式(西洋式)リフレクソロジー』です。英国式はセラピストがオイルを使用して、ソフトタッチで反射区を刺激しながら重点的に施術を行います。

血行促進や免疫力向上、疲労回復だけでなく、リラクゼーション効果も期待できる療法です。イギリスでは医療でも幅広く使われており、患者の緩和ケアを目的として《足裏リフレ》を行うこともあります。

台湾式

英国式(西洋式)リフレクソロジーに東洋の知識を混ぜたものが、『台湾式リフレクソロジー』です。英国ではオイルを使ったソフトタッチの施術が多いですが、台湾式では強い力で施術を行います。

足裏にある83箇所の反射区を刺激することで、心臓や腎臓、筋肉などの各器官の不調を改善。こちらも英国式と同様に、医療現場でも代替療法として認められています。

エステサロン選びのポイントは?

利用する立場でも、セラピストとして施術する立場でも自分に合ったサロンを選ぶことがポイントです。

エステサロンを利用するときのポイント
自分のやりたい施術内容があるかを見る
期間的にかかる予算を考える
候補を絞って口コミを見る

利用者としていく場合は、症状にあった施術がどれくらいの価格でできるのか確認しましょう。行ってみないことには分からないですが、口コミなどを見て検討すればより自分に合ったサロンを探せます。

エステサロンに転職するときのポイント
自分の長所と短所を見つけて探す
一番やってみたいことを探す
待遇・給与面で比べてみる
店内や従業員の雰囲気を調べる
教育制度を確認する

転職でサロンを探すときは、自分のやりたい施術に合うお店かを確認しましょう。また、福利厚生や待遇、給与面でも確認が必要です。老舗店や大型店、個人店など、働きやすいお店は関係なくたくさんあるので、様々な視点で調べてみてくださいね。

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