メンズエステで働く人が身につけるべきテクニック【vol.72】
今回のテーマは、「メンズエステで働く人が身につけるべきテクニック」だよ。
お客さんをお迎えしてからお見送りするまでの一連の流れで使えるワザを紹介するよ。
「接客テクニック」を磨く
たとえばレストランで、丁寧な接客を受けることができたら……。
食事の美味しさがより引き立ち、「また来よう」と思うよね。
逆に、店員の態度が良くなかったり、乱雑な接客を受けたりすると、食事がどんなに美味しくてもそのお店に二度と行きたくなくなるよね。メンズエステもまったく同じなんだ。
お客さんの満足度を高めてリピーターを増やすには、マッサージの技術だけでなく、お出迎えのときからお見送りのときまで、しっかり接客・サービスを行う必要があるんだ。
では、具体的にはどんな接客テクニックを身につけておけばいいのだろう?
「マンション型」のメンズエステを例にするよ。
出迎え時のテク
1階エントランスのインターホンが鳴って、お客さんの来店を知ったら、まずは明るく笑顔でインターホンに向かって「どうぞ!」とご挨拶。
実際に笑顔を作ったほうが明るい声を出しやすいので、しっかり口角を上げて伝えるんだ。
気だるい声はだめだよ。
また、お客さんが部屋の前に到着したときは、こちらからドアを開けて迎えるのがコツかな。
「待っていたんですよ!」という感じの雰囲気が出て、お客様に喜ばれるよ。
お部屋に迎えたら、カバンなどの荷物を率先して受け取り、上着を脱ぐのを手伝い、「気づかいができる女性」を演じるんだ。
トークタイムのテク
メンズエステでは、来店したら誓約書を書いたり、お金のやり取りをしたり雑談をすることが多いです。
緊張をほぐしてからシャワーへ……という流れが一般的なんだ。
このトークタイムは、「〇〇様、初めまして。本日担当します〇〇です」という挨拶から始めよう。
わざわざ名前を呼ぶのは、お客様に「特別感」を感じてもらうためなんだ。
「仕事じゃなくてきちんと俺に向き合ってくれているんだ!」ということで、お客様の満足度が高まるよ。
でも偽名の人が多いから、頭にいれといてね。
シャワータイムのテク
シャワータイムでも「気づかい」は発揮することができるよ。
お客さんが自分でお湯の調整をする前に、やってあげるとよろこばれるよ。
また、この場面でちょっぴり距離を近づけてみると、より男性の心をしっかりつかむことができるよ。
また、着替えを手伝ってあげるもいいよね。あくまで、上着とシャツぐらいにしよう。
こういった些細な気づかいが、男性客をリピートしたいという気持ちにさせるんだ。
マッサージ中のテク
マッサージ中は、優しく丁寧に揉みほぐすという手技のテクニックだけでなく、以下のようなことを心がけてみよう。
お客さんの目を見る
簡単なのは、「見つめる」というテクニック。
しっかりお客様に目を向けることで、「俺のことをちゃんと見てくれる子」という評価を得ることができるよ。
最初は気恥ずかしいけどね、慣れるよ。
ハンドマッサージであれば、お客さんを見つめながらマッサージをして、お客さんより目線が下になる体勢のマッサージであれば、可愛く上目遣いをするようにしよう。
トークの量はほどほどに
お客さんの中には、「話を聞いてほしい」と思っている人もいれば、「話すのは苦手だからセラピストのほうで盛り上げてほしい」と思っている人。反対に「極力静かにしてほしい」という人もいるんだ。
この見極めは初回ではなかなか難しい。
初回はあえて聞き役になり、お客様の様子を見るようにしよう。
お見送り時のテク
施術が完了してお客さんを送り出すときは、笑顔で明るくお見送りすることが大切なんだ。
「この時間が自分も(ここ大事)楽しかった」
「また来て欲しいな」
という内容を伝えれば、次につなげることができるよ。
このお見送りの時が一番大事なんだ。
最後の最後で雑な対応をされたら、お客様も「この人はないな」となるんだ。
そうならない為にも、お客さんには最後まで癒やされてほしいという気持ちを持って、丁寧に接客するようにするんだ。
リピーターを増やすテク
望むことをやってあげるんだ。
お客さんによっては、部分的にマッサージをしてほしいという方も多いんだ。
「肩を重点的に」など、要望があったときにはできる限り応えてあげるようにしよう。
下半身がこってるとかいうエロ客もいますが、こういう人は笑ってスルーしましょう。
「希望を叶えてくれるセラピスト」として、お客様に良い印象を残すことができるんだ。
その人が望むなら、ずっと肩ばかりでもかまいません。
お客さんの管理
お客さんの特徴(呼び方、喜ばれた施術、盛り上がった会話など)をメモしておくのが必要だ。
次に来店したとき、「ちゃんと覚えていてくれたんだ」と喜んでもらうことができ、長く指名してくれる「リピーター客」になってもらえるんだ。2回目に来た時、何も覚えてないと、お客さんもサメちゃうんだ。
ノートでもいいし、スマホでも必ずメモは必至だよ。
予約を促すトーク
お見送りのとき、「また来て下さいね」とおねだりしてみよう。
会話が盛り上がって仲が良くなってきたお客さんであれば、その場で次の予約を決めてしまうのも有効なテクニックだよ。
ただし、お客さんにも都合があるから、あまりしつこく予約を促すのはやめよう。
金銭的な余裕や時間の融通など会話にヒントはたくさん落ちてるよ。
無理やりな感じを出さず、まるで「次のデートの約束」をするようにお誘いするのがポイントなんだな。
まとめ
今回は、初心者の方も身につけやすい接客テクニックについてまとめてみたよ。
できることからコツコツと実行することが大切なんだ。
継続することで、「リピーターの絶えない人気セラピスト」になることも夢ではないよ。
では。
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